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2021/07/22

RISE王者・大﨑一貴、宿敵・石井一成下し初戦突破!

Cygames presents RISE WORLD SERIES 2021 OSAKA

2021年7月18日(日) エディオンアリーナ大阪(府立体育会館)第一競技場

 

〝RISE DEAD OR ALIVE -53kgトーナメント〟

 

【写真/記事:BoutReview】

 

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第13試合 メインイベント 一回戦(1) 3分3R(延長1R)
○大﨑一貴(OISHI GYM/RISEスーパーフライ級王者、元WMC日本&ルンピニー日本フライ級王者)
×石井一成(ウォー・ワンチャイプロモーション/WPMF世界&BOMスーパーフライ級王者、WPMF世界・IBF世界・KNOCK OUTフライ級王者)
判定3-0 (長瀬29-28/豊永29-28/大澤29-27)

 大﨑兄弟の兄・一貴とRISE初参戦の石井は4度目の対戦。最初2試合は引き分けだったが、18年12月のKNOCK OUT両国大会のフライ級王座決定戦での3度目の対戦では石井が判定勝ちした。現在の一貴は24歳、石井は22歳のため、前回戦った時より両者大幅に成長している。一貴は前回の石井戦以降、出場メンバーのうち滉大、風音、政所、田丸の4選手を下している。RISEスーパーフライ級王者で、出場8選手で唯一人のRISE現王者で、負けられない立場だ。前回は5Rの肘有り・組んでの攻撃制限無し、今回は3Rの肘無し・組んでの攻撃は1回のルールのため、石井にとってはやや分が悪い。だが最近のNO KICK NO LIFEでの岩浪悠弥戦、麗也戦では圧巻の強さを見せており、今の一貴をもってしても危険な相手だった。

 

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 1R、一貴が圧力をかけ、序盤からロープ際に詰め、左フックをヒット。得意の構図に持ち込むと、2発目の左フックで石井がひるむ。中盤、石井もコンビネーションで右ロー、左ミドルをお返し。終盤には石井も前に出てパンチを当てるが、一貴が左フックと右ストレートの連打を決め、好印象を残す。石井は鼻血も出す。記者採点は一貴。

 2R、石井は序盤から左ボディを連続で当てて好印象。だが一貴も左ボディを返す。パンチ主体の攻防となり、一貴が顔面、ボディに打ち分ければ、石井も右アッパー、左右のボディを返し、右飛び膝も出す。しかし終了間際、大﨑がロープに詰め、石井のパンチの連打をブロックすると、打ち終わりに左フックを当ててダウンを奪う。記者採点は10-8で一貴。

 3R、石井は積極的にパンチを振るい、ボディへの連打、左の二段式の飛び膝を返すが、一貴はひるまず、右フックをヒットする。中盤、パンチの打ち合いの激しさが増すが、石井が連打しても、一貴は耐え連打をお返しし、一歩も引かない。終盤、後の無い石井は焦って連続で膝蹴りを出してしまう。それでも石井は必死にパンチを振るい、ようやく右フックを当てて追い詰めるが、大﨑は耐えて終える。記者採点は石井。合計29-27で一貴。ジャッジ3者も一貴を支持し、一貴が初戦を突破した。

 一貴は「僕はこれまで石井選手に1敗2分けで、前回はKNOCK OUTの決勝で負けて、悔しい思いをして、やっと借りを返すことができました。石井選手、対戦していただきありがとうございます。またやりましょう。最後はパンチが効いて覚えていないんですけど、ダウンが取れて良かったです。9月は準決勝、決勝があるんですけど、みんな強い選手ばっかりだったんで、しっかり練習して、僕が優勝するんで楽しみにして下さい」とアピールした。

 

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