BOM WAVE 04 – Get Over The COVID-19 – 第2部
2021年4月11日(日)横浜大さん橋ホール
【レポート&写真:バウチレビュー/井原芳徳】
第10試合 セミファイナル 53kg契約 3分5R
○イッセイ・ウォーワンチャイ[石井一成](ウォーワンチャイ・プロモーション/WPMF世界&BOMスーパーフライ級王者、WPMF世界・IBFムエタイ世界フライ級王者、元KNOCK OUT同級王者)
×サンチャイ・TEPPEN GYM(タイ/TEPPEN GYM/元ラジャダムナン認定ミニフライ級王者、元S1 102ポンド級王者)
4R 2’30” KO (左三日月蹴り)
石井はWBCムエタイ世界王座決定戦が計画されていたが、対戦相手のタイ人選手が来日困難のため延期になり、在日タイ人のサンチャイと対戦した。
1R、石井がプレッシャーをかけ続け、右ローを随所で当てると、早くも効き目を発揮するが、サンチャイはステップと前蹴り等のフェイントで上手くごまかし、追撃を許さない。
2R、石井が度々サンチャイを詰め、右ロー、左右のボディをヒット。サンチャイは蹴り足をすくって倒す場面が何度かあるが、正味の打撃で返せる場面は少ない。
3R、石井が前に出て積極的にパンチや蹴りを出すが、動きが読まれなかなかクリーンヒットにつなげれらない。サンチャイは再三組んで倒し、攻撃を寸断する。石井は倒される場面が2Rよりも増え、少し印象が悪い。
4R、それでもしつこく石井は前に出続け、パンチを顔面とボディに当てていると、サンチャイは耐えきれなくなり、石井がパンチとローと膝のラッシュで追い詰め、左ボディでダウンを奪う。その後もパンチと膝を当て続け、サンチャイはなかなか倒れなかったが、最後は左の三日月蹴りをクリーンヒットして再びダウンを奪ったところでレフェリーがストップした。